インジケーターを使ってみようと思うけど、どれがいいのかな・・・?
インジケーターの種類や特徴をしっかり理解してから、自分の取引スタイルにあったものを選ぶとよいでしょう
海外FXのインジケーター
海外FX取引をしていくと「インジケーター」という言葉をよく耳にすると思います。
インジケーターは、FX取引のチャート上に指標を表示して分析することができる重要なツールです。
このページでは、インジケーターの種類や特徴などについて詳しく解説してきます。
海外FX初心者にオススメのインジケーターをまとめて説明していくので、これから導入しようと思っている人はぜひ参考にしてください。
FXのインジケーターは2種類
FXのインジケーターは、大きく分けて2種類あります。
① オシレーター系
オシレーター系のインジケーターは、通貨ペアの売買比率を把握するのに役立てます。
取引している時点で、その通貨ペアが「買われ過ぎか、売られ過ぎか」が分かります。
そのため、オシレーター系は「レンジ相場と相性が良い」とされるインジケーターになります。
② トレンド系
一方、トレンド系のインジケーターは、相場の方向性を把握するのに役立てます。
いま取引している相場が、「上昇トレンドか、下降トレンドか」が分かります。
したがって、トレンド系は「トレンド相場と相性が良い」とされるインジケーターになります。
FXのインジケーターは組み合わせる
FX取引に役立つインジケーターには「オシレーター系」と「トレンド系」がありますがが、基本的にはそれぞれをひとつずつ使うのではなく、組み合わせて使います。
理由は、各インジケーターに足りない部分を補うことでより強力なツールとして機能するからです。
海外FXで利益を積み上げるためには、単独でインジケーターを使うのではなく組み合わせて使うことをオススメします。
オススメのインジケーター8選
インジケーターには多くの種類があるので、ここからは海外FX初心者にオススメのインジケーターを説明していきましょう。
移動平均線
「移動平均線」は、トレンド系インジケーターの中でも代表的なインジケーターです。
そして、移動平均線と言っても非常に多くの種類があるのでどれを使えば良いのか迷うと思います。
海外FXの初心者であれば、「長期移動平均線と短期移動平均線を組み合わせた」ものが良いでしょう。
このインジケーターの見方は、「移動平均線が上向きで上昇トレンド」、「下向きは下降トレンド」、「横ばいはレンジ相場」になります。
一目均衡表
「一目均衡表」は、日本で生まれた順張りと逆張りの両方で使えるインジケーターです。
世界中で多くのFXトレーダーが活用していて、「日本生まれの世界的なインジケーター」とも言われています。
一目均衡表は、下記の3つの線と1つの雲で構成されています。
チャート上でローソク足が基準線を上抜け、基準線も上向きの場合は「上昇トレンド」です。
逆にローソク足が基準線を下抜け、基準線も下向きの場合は「下降トレンド」と判断します。
ローソク足が雲の中にある場合は「弱いトレンド」または「レンジ相場」と読み取ることができます。
ボリンジャーバンド
「ボリンジャーバンド」は、移動平均線と6つの線で構成されるインジケーターです。
移動平均線に近い線から1σ、2σ、3σとなり、3σに近づくほど、対象の通貨が「買われ過ぎ、売られ過ぎ」がを判別できます。
また、99.7%の確率でチャートは3σの範囲内に収まると言われ、もし3σのラインをチャートが突き抜けたら、高い確率で反転します。
そのため、+3σを抜けたら「売り」、-3σを突き抜けたら「買い」といった売買シグナルとして使うこともできます。
RSI
「RSI」は、通貨ペアの売買比率を知りたいときに活用するためのインジケーター指標です。
RSIの数値50を基準として、チャートで数値が70付近になると「買われ過ぎ」、30付近になると「売られ過ぎ」と判断します。
数値が70を上回ると相場は下落する傾向にあり、逆に30を下回ると上昇する傾向にあるので、逆張りメインの取引に使われるインジケーターと言えます。
DMI
「DMI」は、オシレーター系のインジケーターです。
取引中のトレンド強弱を知ることができ、「ADX」と呼ばれる線を参考にします。
ADXが上昇すれば「トレンド発生」、下降すれば「調整中」もしくは「レンジ相場」と判断します。
MACD
「MACD」は世界中のFXトレーダーに日々利用されているオシレーター系インジケーターです。
ゼロラインを基点として、MACDが「上なら上昇トレンド」、「下なら下降トレンド」と判断します。
ただ、単独で使うと「ダマシ」に引っかかるため、ボリンジャーバンドと併用して使うのが一般的です。
ストキャスティクス
「ストキャスティクス」は、%K・%D・Slow%Dという3つの線で構成され、売買比率を知るために使うインジケーターです。
上述した「RSI」と似たインジケーターに見えますが、ストキャスティクスはトレンド発生のタイミングを見極めるときに使うと効果的です。
そのため、基本的にトレンド発生中の相場では機能しないので注意しましょう。
RCI
「RCI」とは、時間と価格のそれぞれを順位付けして、それらを相関関係化したインジケーターです。
-100~+100を範囲として、「+100に近づけば高値圏」、「-100に近づけば安値圏」という見方をします。
この相関関係を短期で見たい場合は、RCIの設定で「9日」や「26日」にしましょう。
逆に長期で見たい場合は、「13週」や「26週」の期間に設定するのが一般的です。
設定期間を長くするほど、RCIの動きが価格から遅れることでタイムラグが発生してしまうので気を付けましょう。
オススメの組み合わせインジケーター
海外FX初心者にオススメのインジケーターの組み合わせは、「移動平均線 & RSI」です。
この組み合わせの使い方は、移動平均線で「ゴールデンクロス」と「デッドクロス」を見つけます。
「ゴールデンクロス」は、短期移動平均線が長期移動平均線の下から上に突き抜ける状態のことです。
「デッドクロス」は、ゴールデンクロスと逆の状態のことです。
この場合、ゴールデンクロスは「買いサイン」、デッドクロスは「売りサイン」になります。
例えば、買いでエントリーした場合、つぎに「RSI」の数値を確認します。
数値が70付近まできたら利益確定、30付近まできたら損切りしましょう。
逆に売りでエントリーしたなら、この逆を行うだけの非常に簡単な手法です。
インジケーターの注意点
つづいて、インジケーターの注意点について詳しく見ていきましょう。
インジケーターがいつも正しいとは限らない
インジケーターは、いつも正しいわけではありません。
投資すべてに言えることですが、100%機能するツールは存在しません。
例えば、RSIの数値が70付近になると、高い確率でチャートが反転するのは事実ですが、100%反転することを保証するわけではありません。
反転せずに上昇し続ける場合もあるので、インジケーターに判断をすべて委ねるような取引はリスクが高くなるので、とくに海外FX初心者は気を付けて活用することをオススメします。
FX初心者はインジケーターの数を絞る
FX初心者であれば、一度に使用するインジケーターはなるべく少なくしましょう。
ベテランのトレーダーが多くのインジケーターを表示させているのを見て、その方が勝てるのではないかというイメージを持つかもしれませんが、そうすると高い確率で損失につながります。
理由は、一度に把握する情報が多すぎるあまり、どれを実際に参考にすれば良いか分からなくなるからです。
ベテランの海外FXトレーダーであれば、状況に応じて様々なインジケーターを表示させても使いこなすことが出来ますが、海外FX初心者の場合、なるべく少ないインジケーターで取引することをオススメします。
具体的には、トレンド系1つ、オシレーター系1つ計2つから始めてみるようにしましょう。
インジケーターの活用はMT4
海外FX取引でインジケーターを活用するなら、MT4が最もオススメです。
ここからは、MT4を使うメリットについて詳しく見ていきましょう。
あらゆるデバイスでも使える
FX取引の定番であるMT4なら、MacOSやWindowsOSはもちろん、iOSやAndoroidのスマホやタブレットでも使えるので、外出時でパソコンを持っていなくても気軽にスマホなどで取引できます。
ここからは、MT4が海外FX取引において標準で使用される理由を詳しくしていきます。
インジケーターが豊富
MT4は標準で複数のインジケーターが装備されています。
今回すでに上述したインジケーターもMT4であれば、全て搭載されているのでインストールする必要なく設定画面から表示させるだけで済みます。
標準装備ではないインジケーターは、それぞれダウンロードしなければいけないので、どうして他に使いたいインジケーターがあれば、導入すると良いでしょう。
カスタマイズ機能が満載
インジケーターの設定などはそのまま使っても十分な効果がありますが、MT4なら自分好みにインジケーターを気軽にカスタマイズすることができます。
また、カスタマイズ以外にも設定方法自体がシンプルなので、海外FX初心者でも今すぐ取引が始められるので、とくにIS6FXのMetaTrader4はおススメです。
海外FX初心者はインジケーターを活用しよう
このページでは、インジケーターの種類や特徴などについて詳しく説明してきました。
インジケーターは、大きく分けると「トレンド系」と「オシレーター系」の2種類があります。
どちらも単体で使うのではなく、「トレンド系 & オシレーター系」で組み合わせて使うのが一般的です。
インジケーターのどれを使えばいいか迷ったら、まずは「移動平均線」と「RSI」を試してみましょう。
具体的には、「ゴールデンクロスで買い」もしくは「デッドクロスで売り」でエントリーして、RSIの数値30・70付近で決済してみると、インジケーターがどれだけ簡単で効果的なのかを実感できるでしょう。
多くのインジケーターをまとめて使うと、どれを参考にすれば良いのか分からなくなるので、海外FX初心者は表示するインジケーターを絞って慣れてきたら増やしていくことをオススメします。
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