EAも気になるけど、やっぱり裁量トレード続けた方がいいのかな・・?
EAも良いですが、裁量トレードでしかトレードスキルは磨けないので、裁量トレードも続けた方が良いでしょう
裁量トレードで勝つために
FXの世界で億以上の利益を出すトレーダーを「億トレ」と呼ばれることがありますが、億トレの人ほど「裁量トレード」で取引を行っていると言われています。
それは一体なぜでしょうか?
なぜ、FXで大きな利益を出して結果を残し続ける人が、自動売買に頼らず裁量トレードで取引し続けるのか疑問に思う人も多いようです。
これから海外FXでFXを始めようと考えいている海外FX初心者なら、この機会にぜひ裁量トレードについて詳しく知っておきましょう。
裁量トレードについて
それでは、まず裁量トレードについて詳しく見ていきましょう。
裁量トレードとは?
「裁量トレード」とは、自分で相場を分析して取引するトレード手法のことを言います。
スキャルピングやデイトレードをするFXトレーダーは、短期間での取引なので主にテクニカル分析をもとに取引をしています。
一方、スイングトレードやポジショントレードをするFXトレーダーは、中長期間での取引になるので主にファンダメンタルズ分析をもとに取引する傾向にあります。
また裁量トレードとは反対に、分析をAIに委ねたトレード手法を「自動売買(EA)」と言います。
億トレは裁量トレードで取引
海外FXの取引は大きく分けて「裁量トレード」と「自動売(EA))」の2種類があります。
自動売買(EA)の方が、AIに分析と判断を委ねているので簡単と考える海外FX初心者もいるかと思います。
しかし、億トレの人は裁量トレードで取引をしている傾向があります。
理由は、裁量トレードの方が自動売買に比べて、取引に柔軟性があるためです。
FXで億トレを目指すなら、是非これを機会に裁量トレードでスキルを磨きましょう。
裁量トレードのメリット
ここからは、裁量トレードをするメリットについて見ていきましょう。
自分の思った通りにトレード
まずは「自分の思った通りにトレード」できることでしょう。
逆に自動売買の場合、AIの判断で取引をすることになります。
チャートを見ていて、ここでエントリーしようと思ってもAIに判断を委ねているの出来ません。
しかし、裁量トレードの場合、自分の思った通りにトレードにエントリーすることが出来ます。
自分の思いのままに取引が出来るという柔軟性が、裁量トレードの最大のメリットと言えるでしょう。
途中で計画を変更しやすい
つづいて、「取引の途中で計画を変更しやすい」ことが挙げられます。
自動売買では登録したプログラム通りに動くので、途中で取引の方向性を変えたいときに自動売買のプログラムを変更する必要があります。
プログラミングに知識があるなら、すぐに変更が出来ますがそうでないならハードルが高くなってきます。
しかし、裁量トレードであれば、いつでも取引の方向性を変更できます。
例えば、ロットを少し減らしたい場合に、注文画面で変更の注文を出せば良いだけです。
スキャルピングやデイトレードなどの短期取引の場合には、とくに素早い判断が求められるので裁量トレードで取引した方が自動売買で取引するよりも勝率が高くなると言われています。
リスクを調節できる
さらに「リスクを調節できる」ことも裁量トレードのメリットとして挙げられます。
例えば、相場が落ち着いている場合には、ロットを上げてエントリーして仕掛けていきます。
逆に、相場に動きが出だしたらロットを減らしてリスクを抑えてエントリーすることができます。
リスクを調節することは、海外FXで利益を積み上げるためにはとても重要です。
ノーコスト
そして、裁量トレードは自動売買と違い「ノーコスト」であることもメリットとして挙げられます。
自動売買の場合、自動売買用のソフト・ツールをあらかじめ購入する必要があります。
一般的に、3~10万円ほどの価格帯になり、中には自動売買の「使用料」という形で手数料が追加で発生するものもあります。
しかし、裁量トレードなら自分でトレードするので「ノーコスト」で始められます。
初期コストもかからず、ランニングコストがかかることもありません。
短期・長期の両方で利益
ほかのメリットとして「短期・長期の両方で利益」が狙えることが挙げられます。
自動売買(EA)では、短期限定・長期限定という方法があります。
しかし、スキャルピングには対応しているものの、スイングトレードには対応していない場合があったります。
裁量トレードの場合、スキャルピングからポジショントレードまで全ての取引手法で利益を狙えます。
理由は、自動売買のような制限が一切ないためです。
したがって、裁量トレードで勝率をあげることが出来れば、自動売買よりも取引の機会が多くなり、利益を得られる確率が高くなります。
トレードスキルが磨ける
最後のメリットとして「トレードスキルが磨ける」ことが挙げられます。
裁量トレードの場合、当然と言えば当然ですが、取引の全てを自分で判断しなければなりません。
ファンダメンタルズ分析によって世界の経済状況を把握し、テクニカル分析で具体的なエントリーポイントを見つける必要があります。
しかし、この自分の分析による判断を繰り返していくことでトレードスキルが磨かれます。
一方、自動売買(EA)の場合は、AIによる分析で判断されるので、いつまで経ってもトレードスキルが磨かれることはありません。
培ったスキルは、FX取引の経験値として積みあがっていくものなので、出来るだけ早く身に付けるようにしましょう。
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裁量トレードのデメリット
ここからは、裁量トレードにデメリットについて詳しく見ていきましょう。
知識や経験が必要
まず裁量トレードのデメリットと挙げられるのは「知識や経験が必要」ということです。
裁量トレードはAIに任せずに自分で分析して判断したうえで取引するので、一定の知識と経験が必要になります。
そのため、FX取引に関する学習をしなければ、裁量トレードが上達することはありません。
また、学習による知識だけがあっても経験がなければ、まさに机上の空論となり知識を活かすことができないので、知識と経験の両方が必要になります。
感情に左右されやすい
つづいて、「感情に左右されやすい」ことがデメリットとして挙げられます。
自動売買(EA)はAIが取引するので、自分の感情をはさむ余地なく取引できます。
逆に、裁量トレードの場合は全て自分で取引するので、その時の感情に左右されて上手く取引ができない場合があります。
簡単なことではないですが、感情に流されることなく常に冷静な取引ができるように、心に余裕を持ってトレードするようになりましょう。
エントリーと決済に手間がかかる
最後のデメリットとして「エントリーに手間がかかる」ことが挙げられます。
自動売買(EA)は、一度設定すれば解除するまで果てしなく動作し続けます。
したがって、手間がかかるのはエントリーの最初だけで、あとは少しのチェックで済みます。
裁量トレードの場合は、取引のたびに自分でエントリーと決済をする必要があるので手間がかかります。
やっぱり裁量トレードがおすすめ
やはり、自動売買(EA)より裁量トレードの方がおすすめです。
理由は、海外FX初心者であるほどトレードスキルを磨く必要があるためです。
これから海外FXをはじめるトレーダーで、簡単そうであったり、楽して取引できそうだからという理由で自動売買に興味があるかもしれません。
しかし、自動売買で利益を積み上げるには、結局自分の知識と経験が必要になります。
なぜなら、その知識と経験をプログラムとして設定するからです。
そのため、トレードスキルがないのに自動売買(EA)を利用しても勝つことはできません。
トレードスキルはFX取引すべての基礎となる部分なので、知識と経験を積み重ねて基礎作りをしっかりと行うようにしましょう。
裁量トレード向きのトレーダーの特徴
裁量トレード向きのトレーダーの特徴は、下記のような傾向があります。
自動売買向きのトレーダーの特徴
自動売買向きのトレーダーのい特徴は、下記のような傾向があります。
裁量トレードで利益を積み上げるコツ
海外FX初心者は、繰り返しになりますが裁量トレードをおすすめします。
では続いて、どのように裁量トレードで利益を積み上げることが出来るようになるのか、そのコツについて紹介していきます。
少額で始める
まずは、「少額から始める」ことです。
裁量トレードは簡単ではありませんが一度習得すれば、その先には大きな利益を積み上げれる可能性が広がっています。
そのため、上達するには多くの知識を吸収して、多くの経験値を積む必要があります。
そこで最も有効なのが、少額から始めることです。
少額から始めることで、たとえ失敗したとしても損失を最小限に抑えれるので、多くの経験を積むことができます。
まずは、勝つよりも負けないことを意識して取引することを心がけましょう。
取引通貨数も最小で始める
つづいて、「取引通貨数も最小で始める」ことが挙げられます。
理由は、リスクをさらに低くすることができるからです。
例えば、1,000通貨で取引するトレーダー①と100,000通貨で取引するトレーダー②がいるとします。
相場が10pips動いた場合、1,000通貨で取引しているトレーダー①は100円の損失です。
一方、100,000通貨で取引しているトレーダー②は10,000円の損失になります。
同じ10pipsでも、取引通貨数が100倍違えば損失も100倍違います。
落ち着いた相場で仕掛ける
また、「落ち着いた相場で仕掛ける」ことも裁量トレードで勝つコツです。
具体的に言うと、東京時間(午前9時~午後15時)でまずは仕掛けるようにしましょう。
16時以降に開場するロンドン時間は、東京時間に比べて相場の動きがとても激しい傾向にあるので、相場をしっかり把握することに向きません。
メジャー通貨のみで取引
そして、「メジャー通貨のみで取引」することも、海外FX初心者による裁量トレードのコツの一つです。
代表的なドル円やユーロドルなどのメジャー通貨は流通量が多い通貨ペアなので、値動きが安定している傾向があり、東京時間のドル円はとくに緩やかな値動きをします。
落ち着いてしっかりと相場を分析できるので、海外FX初心者にとっては好都合です。
なお、メキシコペソ円や豪ドル円などのマイナー通貨は値動きが非常に激しいので初心者は、取引を控えた方が良いでしょう。
エントリーと損切りは同時
最後のコツは、「エントリーと損切りは同時」で注文することです。
あらかじめ、損切りをエントリーする時点で決めておくことで損失を限定することができます。
いわゆる、為替相場からの退場を防ぐことができるので、海外FX初心者だけでなく「損切り」はエントリー時点で想定しておき、確実に行うようにすることをおすすめします。
裁量トレードはスキルを磨くとリターンが大きい
このページでは「裁量トレード」について詳しく紹介してきました。
裁量トレードとは、自分で相場をあらかじめ分析し、エントリー・決済の判断を自分でするトレードのことです。
裁量トレードはけっして簡単ではないので、海外FX初心者のうちは思った通りにいかないことも多いかもしれません。
しかし、自動売買(EA)に比べると相場に柔軟に対応でき、トレードスキルが磨けるなど裁量トレードをすることで得られるリターンは計り知れません。
実際に、億トレほど裁量トレードで取引を行う傾向があります。
これから「稼ぐFXトレーダー」を目指すのであれば、早いうちに裁量トレードでスキルを磨くようにしましょう。
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